救急医療について考える

今日は9月9日「救急の日」

「9=きゅう」が2つ並ぶこの日を「きゅうきゅう=救急」の語呂合わせで、1982年(昭和57年)厚生労働省によって「救急の日」が定められました。9月9日「救急の日」を含む1週間を「救急医療週間」としており、救急医療やそれに付随する救急業務の正しい認識・理解向上のために全国各地で救急医療に関するイベントが行われます。私は「救急の日」は知っていましたが「救急医療週間」は知りませんでした。

昨年行われた救急イベント

2019年に行われたイベントを調べてみました。
まず厚生労働省と消防庁、日本救急医学会、日本救急医療財団によるイベントが9月8日(日)にアクアシティお台場であり、日本赤十字社の公式マスコット「ハートラ」ちゃんと一緒にAED体験や、子供たちへのカンタン救命講座、帝京平成大学、東京医薬専門学校生による救命救急処置シュミレーションなどが行われたようです。また、大阪府では救急医療功労者の表彰式典、その後大阪府医師会主催による救急災害医療研修会(2019年は「救急医療と死因診断」がテーマでした)が開催され、また大阪府内の各市町村でも救命講座をはじめ健康フェスタ、食育フェアなど様々なテーマでイベントが開催されました。

自然災害の多い日本で身につけておきたいスキル

9月1日は「防災の日」ですが、それとあわせて9月9日「救急の日」で救命スキルを一緒に身につけた方がいいなと思いました。自然災害の多い日本では「防災」も大切ですが、同時に「救命」スキルも身につけておけば、いざという時に役立つでしょう。これからは「防災の日」と「救急の日」または「救急医療週間」で防災と救命を見直すことにします。